ジュニパーベリーとは?
種類や効能・精油の活用方法を紹介
日本アロママイスタースクールが運営する「マッサージサロンBodysh」
日々の疲れを癒やしたい方、異国へ訪れたような空間で日常から解き放たれたひとときを過ごしたい方におすすめです。
ジュニパーベリーは北半球の乾燥した地域で多く生息しており、ヒノキ科特有のツンとした青みのある香りを持つ常緑の針葉植物で、精油はその木の実(果球)から抽出されます。収れん、うっ滞除去、循環促進など心身の浄化を得意とする精油として浸透しています。デトックス作用に優れているため浮腫みやお肌の引き締めなどにおすすめ精油です。今回は心身のデトックスを得意としたジュニパーベリーについて詳しくご紹介します。
ジュニパーベリーは北半球に多く生息する常緑の針葉樹林でツーンとした森林を思わせる清涼感のある香りと、ヒノキ科の植物特有のウッディな香りがあり強いお酒で世界的に知られる「ジン」の香りつけとして有名です。
「Juniors」はラテン語で「juniores(若い果実)」から由来しています。精油を抽出する実(果球)は緑色をしており、成熟と共に深い紫色に変わっていき、この成熟した実(果球)を水蒸気蒸留法で抽出していきます。
和名を「セイヨウネズ(西洋杜松)」といい、その由来は昔の日本では針のように細く尖った葉を持つこの木の枝を持ち、ネズミよけに使用していたことからこのように呼ばれていたとされています。
ジュニパーベリーの精油は心身のデトックスを得意としており、うっ滞除去、収れん、循環促進、神経強壮、抗感染症などの作用があります。利尿作用もあり、浮腫みの緩和のも精通しています。
ジュニパーベリーは北半球に多く生息する常緑の針葉樹林でツーンとした森林を思わせる清涼感のある香りと、ヒノキ科の植物特有のウッディな香りがあり強いお酒で世界的に知られる「ジン」の香りつけとして有名です。
清涼感とウッディな香りは心身に程よい刺激を与え、古来より心身の浄化にも使用されてきました。
香りの刺激はまず副交感神経に働きかけ体に溜まった不要な水分、老廃物の排出を手助けし、循環を促してくれるとともに、心のネガティブな感情をリセットし、交感神経のへの刺激で心身に活力を取り戻させてくれるます。
ユタジュニパーはアメリカ南西部(ユタやカリフォルニア、アリゾナなど)に多く生息し、ヒノキ科の植物で葉や小枝から精油が抽出されます。
古くはその液果は先住民族や野生動物の貴重な食料、先住民族の装飾品とされていました。
抗炎症、去痰、利尿、鎮痛などの作用があり、先住民族にとっても浄化の植物とされてきました。
ワンシードジュニパーは北アメリカ(テキサス、ニューメキシコ、コロラドなど)に多く生息しており、うっ滞除去、抗ウイルス、利尿、抗炎症作用などを得意としています。
ジュニパーユタとは生息地域が近く近縁種に当たります。しかし、ユタジュニパーに比べ、刺激に強いボルネオンの成分が多くないので、香りも比較的柔らかく、心身への影響や毒性も優しい精油となっています。
うっ滞除去、利尿、抗菌、抗炎症等の作用を得意とするジュニパーベリーは体内に溜まった不要な水分や老廃物、リンパなどの循環を促し、排出を手助けしてくれます。
循環が促進されることで、血管や筋肉の活動が活発になり、体温も上がりやすくなるため、免疫機能の向上にも繋がります。
ジュニパーベリーの中の成分は抗菌・抗炎症・強壮作用のあるα-ピネンを多く含みます。この成分はウッディ系の精油に多く含まれ、爽やかな香りがします。香りの刺激は脳に届き、副交感神経に働きかけてくれます。副交感神経が刺激されるとリラックスした状態になり、ストレスの緩和や不安を取り除く手助けをしてくれます。副交感神経への刺激の次に交感神経を刺激してくれるので、心に活力、エネルギーをもたらしてくれます。
交感神経を刺激されると、心身の活動が促され循環や筋肉の動きが促進されるため体温が上昇しやすくなります。
体温が高くなると、免疫力も向上し菌やウイルスへの抵抗する力も強くなり、風邪、インフルエンザなどの予防にも繋がります。
浮腫みは本来ポンプの役割をしてくれている筋肉の活動が少なくなり、心臓に戻る血液がうまく循環しないことで起こります。
特に心臓より下の足は重力によって血液が下がりますが、ポンプの役割をしてくれるはずのふくらはぎなどの筋肉が座りっぱなしや立ちっぱなしによって動かず、ポンプの役割を果たさない事によって悪化します。
ジュニパーのうっ滞除去、利尿、循環促進等の作用によって余分な水分や老廃物の排出が促進されると滞りが緩和され浮腫みの軽減が期待されます。
セルライトは血流が悪くなると老廃物が溜まりやすくなり、脂肪細胞が本来の働きをしなくなります。増えた脂肪細胞は周囲の血管を圧迫し、循環を阻害することでさらに老廃物が溜まってしまいます。
その状態で、脂肪細胞が互いに結びつき固まることで燃焼しにくいボコボコしたセルライトになります。一度できたセルライトは分解されにくく、落ちにくいと言われています。
そうなる前に、循環を促し、両廃物の排出をおこなうことでセルライトの予防に繋がります。
肩こりや腰痛の原因は様々ですが、血液の循環を促すことで痛みが緩和されます。
マッサージ等がこれに当たりますが、肩こりや腰痛は、立ちっぱなしや座りっぱなし、同じ姿勢が続いたり、姿勢の悪さなどの血行不良によって起こります。
循環を得意とするジュニパーは体内から血流を促進させ、筋肉のコリ、血行不良を緩和してくれるので肩こりや腰痛の軽減に繋がります。
ジュニパーベリーの香りは心の浄化を得意としており、ストレスや不安、怒りなどマイナスな感情を抑え、明るく活力のあるエネルギッシュな気持ちに転換してくれます。
心身のわだかまりを解消し、沈みがちな感情を一掃してくれます。
血行不良、運動不足、リンパの循環不良などで起こる浮腫み、特に足のむくみは立ちっぱなし、座りっぱなしの時間が長くなればどんどん悪化します。
ジュニパーベリーにはうっ滞除去や循環促進、利尿作用などがあり、血液循環を促進し筋肉の緊張を和らげる崖でなく、不用な老廃物の排出を促してくれるので、浮腫みの改善に働きかけてくれます。
用意するもの】キャリアオイル30ml、ジュニパーベリー2滴、ブラックペッパー1滴、グレープフルーツ4滴、フランキンセンス3滴【作り方】キャリアオイルに各精油を滴数入れて混ぜ合わせたらブレンドオイルの完成です【使用方法】ブレンドオイルをお肌に塗布します。優しくマッサージを行います。 ※ブレンドオイルは作成後、密封して高温多湿を避け、冷暗所で保管した上で1ヶ月程度で使い切ってください※皮膚刺激があるため、濃度の調整が必要です。またグレープフルーツは光毒性があるのでお肌に塗布後、紫外線に注意が必要です。お肌の引き締め、血行促進におすすめです。
【用意するもの】ティッシュ、ハンカチ、ジュニパーベリー1滴、ラベンダー3滴、ユーカリ1滴【作り方】ティッシュに各精油を染み込ませます。ティッシュをハンカチに挟ミます【使用方法】ハンカチを使って香りを吸引します。清涼感のある香りは喉や鼻をスッキリさせてくれます。風邪やウイルス予防におすすめです。
【用意するもの】ジュニパー2滴、サイプレス2滴、ゼラニウム3滴、ブラックペッパー1滴【使用方法】お湯を張った湯船に各精油を滴数垂らし入れます。よく混ぜてから入浴します。うっ滞除去や利尿作用に優れており、余分な水分、老廃物の循環、排出を手助けしてくれ浮腫みの解消におすすめです。
【用意するもの】アロマディフューザー、ジュニパーベリー2滴、グレープフルーツ4滴、ローズマリー2滴、ミルラ1滴【使用方法】アロマディフューザーに水、各精油を垂らし入れ芳香します。心身のリラックス、自律神経のバランス調整におすすめです。 ※アロマディフューザー機器の使用方法に従って使用してください。
【用意するもの】アロエベラジェル、ジュニパーベリー、サイプレス、ラベンダー【作り方】アロエベラジェルに各精油を滴数垂らし入れます。よく混ぜたらアロマジェルの完成です【使用方法】お肌の吹き出物やニキビなどの気になるところに作成したアロマジェルを塗布します。ニキビや吹き出物の改善や予防におすすめです。※作成したアロマジュルは密封して高温多湿を避け、冷暗所で保管した上で1週間程度で使い切ってください。
【用意するもの】スプレーボトル、無水エタノール5ml、精製水(無ければ水)35ml、ジュニパーベリー2滴、グレープフルーツ4滴、ローズマリー2滴、サイプレス2滴【作り方】スプレーボトルに各精油を垂らし入れて、無水エタノールを入れて混ぜ合わせます。そこに精製水を入れてさらによく混ぜアロマスプレーの完成です【使用方法】作成したアロマスプレーを空間に芳香します。気持ちが落ち込んでしまってやる気が起きない時におすすめです。 ※アロマスプレーは水を使用しているので作成後、高温多湿を避け、冷暗所で保管した上で1週間程度で使い切ってください。使用前によく振ってください。
妊娠中は控える。腎臓疾患のある方の使用は控えるまたは少量にの使用に調整する。刺激があるため使用濃度の調整が必要です。
【原料植物名】コモンジュニパー
【別名・和名】セイヨウネズ
【科名】ヒノキ科
【学名】Jniperus commuis
【主な産地】ハンガリー、シベリア、イタリア、フランス、インド、ブルガリア
【主な抽出部位】熟した果実(球果)
【精油抽出法】水蒸気蒸留法
【成分の一例】モノテルペン類:α-ピネン、サビネン、ミルセン、カンフェン アルコール類:テルピネン-4-オール
【ノート】トップ~ミドル
本記事ではジュニパーベリーについて学びました。興味のある精油についてひとつひとつ深く学んでいくのは楽しいですね♪「もっとアロマを学んでみたい!という」お気持ちがございましたら、是非日本アロママイスタースクールをご検討下さい。アロマテラピーは奥が深くて楽しいですよ。
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