グレープフルーツとは?
種類や効能・精油の活用方法を紹介
日本アロママイスタースクールが運営する「マッサージサロンBodysh」
日々の疲れを癒やしたい方、異国へ訪れたような空間で日常から解き放たれたひとときを過ごしたい方におすすめです。
果物として日常生活にも馴染みのある柑橘系の果実であるグレープフルーツ。果実を食べることが一般的ですが、精油はこの果実の皮から抽出されます。爽やかなみずみずしい香りと、果皮の少し苦味のある香りを持ちます。爽やかな香りで頭や気持ちをリフラッシュさせてくれる効果が期待され、フレグランスやルームスプレー等にも多く使用されています。今回はこのグレープフルーツの植物の紹介と精油としての有用性をご紹介します。
グレープフルーツは一説にはオレンジスイートとポメロという植物(東南アジアを原産としたミカン科の低木で日本のブンタンに似た果実)の交配種だと言われています。
グレープフルーツはカリブ海あたりで発見されアメリカで多く栽培された後に世界的に広まったと言われています。名前の由来はぶどうの房のように木に果実が実るためグレープフルーツと呼ばれたとされています。
「禁じられたフルーツ」「天国のシトラス」などと呼ばれるほどフレッシュでシトラス系の甘みがある香りが人気のフルーツとなったとされています。
また、比較的安価で、一般的にも手にしやすく、年齢や性別を問わず好まれています。
グレープフルーフには【ベルガプテン】が含まれているため、光毒性(光感作)の恐れがあり肌に塗布した場合は直射日光を避ける必要がります。
※光毒性(光感作)を起こす可能性のある物質(グレープフルーツ精油など)を肌につけた状態で直射日光に当たることで、肌にシミや炎症等の皮膚トラブルを起こす可能性があります。
グレープフルーツの香りというとどのようなイメージでしょうか?冷たいイメージでしょうか?それとも南国の暖かいイメージをお持ちでしょうか?
グレープフルーツと言われるとみずみずしい果実を思い浮かべることが多いですが、芳香浴やトリートメントなどで使用する精油はグレープフルーツの「果皮」を絞って抽出されるものなので、少し青み、苦味があり深い香りが楽しめます。
【ピンクグレープフルーツ】(グレープフルーツピンク)はアジア原産のミカン科の果皮を圧搾法によって抽出した精油で、果実は食用にもなっています。
気持ちを高め明るく元気づけてくれます。
うっ滞除去(滞った血行やリンパの流れを促してくれる)に優れておりむくみの改善や凝り固まった筋肉のコリを和らげてくれる。
脂肪燃焼作用を持ち、脂肪やセルライトの除去にも期待されます。
【ホワイトグレープフルーツ】(グレープフルーツホワイト)はアメリカやブラジル等を原産としたミカン科の果皮を圧搾法で抽出した精油で、モノテルペン類リモネンを多く含有しています。そのため神経の高ぶりを鎮めリラックスさせてくれたり、不安や沈んだ気持ちを明るくしてくれ、ストレスを和らげてくれます。
うっ滞除去を得意としており、代謝の促進、むくみの改善や筋肉疲労の緩和が期待されます。
グレープフルーツには【空気の浄化作用】、【鎮静作用】をもたらしてくれるモノテルペン類のリモネン、ピネン、サビネン、ミルセン等の成分が多く、リラックス作用、鎮静作用が期待されます。
気持ちを鎮め、冷静にしてくれるため、頭の中をリフレッシュし、情報を整理するとともに集中力を高めてくれす働きが期待されます。
女性だけでなく男性も気になるむくみ。特に座りっぱなしや立ちっぱなしで血行やリンパの流れが滞り、浮腫んでしまったりむくみがひどくなり痛みが出たり。慢性化するとなかなか改善しませんよね。
グレープフルーツのリモネンやヌートカトンといった成分は脂肪の燃焼、代謝促進を得意としておりむくみの改善に効果が期待されます。
グレープフルーツの主成分であるリモネンやピネンにはリラックス効果や空気を浄化してくれる作用があります。気持ちの高ぶりを鎮め、冷静にさせてくれるため悩みや頭の中の情報整理をしやすくしてくれます。
空間に芳香することで自分だけでなく空間の浄化、リラックスも期待されます。
グレープフルーツに含有されるリモネンには【消化機能促進作用】、【健胃作用】があり、唾液の分泌を促してくれることで消化吸収を助け、食欲の増進だけでなく消化器官の保護を助けてくれます。
柑橘系のものを見たり、酸味の強い香りを感じたら唾液が出る作用です。
食欲を増進するだけでなく、リラックス効果から過度な暴食を抑えてくれます。
また、ヌートカトン(ノートカトン)も含有されているため、香りに苦味を感じることで交感神経に働きかけ脂肪の燃焼を促してくれることも期待されます。
グレープフルーツの香り成分で代表的な「リモネン」と「ヌートカトン」には副交感神経を活性化させ、脂肪の燃焼を助けてくれる成分を促してくれます。
血行の促進を促す作用も期待できるので代謝を上げ脂肪の燃焼を更に促してくれる働きが期待されます。
グレープフルーツダイエットが流行ったこともありますが、「脂肪燃焼作用」や「副交感神経を刺激してくれる作用」はグレープフルーツの果皮の香りを嗅ぐだけでも鼻からこれらの成分を吸収し、脳に伝達されます。
脂肪燃焼・代謝アップ・過度の食欲を抑える効果が期待させます。
グレープフルーツのフレッシュで爽やかな香りは気持ちを明るく持ち上げてくれ、元気にしてくれる作用があると言われています。
不安な気持ちやストレスを抱えてる時、過度な緊張を抱えている時に気持ちをリフレッシュしてくれます。
風邪やインフルエンザなど感染症は気をつけていても罹ってしまいますよね。リモネンは代謝アップ、免疫力アップ、鎮静作用、抗炎症作用を得意としており、喉の不調や咳、呼吸器官の炎症を抑えてくれる働きが期待されます。
安眠効果もありより免疫力を高めてくれます。
不安や過度なストレスを抱えているときは食欲がわかなかったり、逆に食べるのをやめたくても止められなくなったりします。グレープフルーツの香りは神経の高ぶりを抑えてくれたり興奮を鎮め気持ちの不安やストレスによる暴食を抑制してくれます。消化器官の活動も助けてくれ、消化不良を抑えてくれます。食欲の促進、抑制両方に働きかけてくれます。
皮脂の分泌や方廃物の詰まりなどで起こるお肌のトラブル。リンパの循環が滞ったり血行が悪くなると体の中だけでなくお肌にも影響してしまいします。
消化器官の活動を促し、老廃物の排出を助けてくてるので便秘や消化器官の不調を起因とした肌トラブルの改善に働きかけてくれます。
皮脂の余分な分泌を抑えてくれるのでニキビケアにおすすめです。
用意するもの】スプレーボトル、無水エタノール5ml、精製水(無ければ水)グレープフルーツ3滴、ローズマリー1滴、ティートリー1滴、レモン2滴 【作り方】スプレーボトルに各精油を垂らし入れて、無水エタノールを入れて混ぜ合わせます。そこに精製水を入れてさらによく混ぜアロマスプレーの完成です【使用方法】マスクやハンカチに吹きかけて吸引します。また、芳香にも使用いただけます。集中したい時、喉に不調を感じた時におすすめです。 作成したアロマスプレーは密封して高温多湿を避け、冷暗所で保管した上で1週間程度で使い切ってください。
【用意するもの】アロマディフューザー、グレープフルーツ3滴、ペッパーミント1滴、ラベンダー3滴、サンダルウッド2滴【使用方法】アロマディフューザーに水と各精油を滴数入れて芳香します。デスクワークや勉強に集中したい時におすすめのブレンドです。※アロマディフューザー機器の使用方法に従って使用してください。
【用意するもの】アロマライト、グレープフルーツ2滴、レモン3滴、シダーウッド2滴、ペパーミント1滴、ユーカリ2滴【使用方法】アロマライトの受け皿に各精油を滴数垂らし芳香します。喉の痛みや咳など呼吸器系の不調におすすめです。
【用意するもの】グレープフルーツ3滴、ブラックペッパー1滴、ゼラニウム1滴、パチュリ2滴、ジュニパーベリー2滴【使用方法】お湯を張った湯船に各精油を滴数垂らし入れます。よく混ぜてから入浴します。浮腫みや冷え、筋肉疲労の緩和におすすめです。
【用意するもの】スプレーボトル、無水エタノール5ml、精製水(無ければ水)25mlグレープフルーツ3滴、ペパーミント1滴、レモン1滴、ティートリー1滴 【作り方】スプレーボトルに各精油を垂らし入れて、無水エタノールを入れて混ぜ合わせます。そこに精製水を入れてさらによく混ぜアロマスプレーの完成です【使用方法】空間の芳香やマスクスプレーとして香りを吸引します。胃腸のムカつきを和らげ、心身をリラックスさせてくれるとともに、周囲の食べのものの消臭を行ってくれます。 作成したスプレーは密封して高温多湿を避け、冷暗所で保管した上で1週間程度で使い切ってください。
光毒性(光感作)を持つベルがプテンを含有しています。お肌に塗布後、数時間は直射日光を避けてください(ベルガプテンフリーの精油を使用する場合は光毒性の心配はありません)
【原料植物名】グレープフルーツ
【科名】ミカン科
【学名】Citrus paradusi
【主な産地】南アフリカ、アメリカ、アルゼンチン、イスラエル、ブラジル
【主な抽出部位】果皮
【精油抽出法】圧搾法
【成分の一例】モノテルペン類リモネン・ミルセン・ピネン、オクタナール(オクチルアルデヒド)、ケトン類ヌートカトン
※光毒性(光感作)を有するベルガプテンが含まれているためお肌に塗布後、2時間程度は直射日光を避ける。
【ノート】トップノート
本記事ではグレープフルーツについて学びました。興味のある精油についてひとつひとつ深く学んでいくのは楽しいですね♪「もっとアロマを学んでみたい!という」お気持ちがございましたら、是非日本アロママイスタースクールをご検討下さい。アロマテラピーは奥が深くて楽しいですよ。
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